カギは那覇空港の国連軍基地化?
県内にある3000メートル級の長い滑走路は、民間の下地島空港(宮古地域)以外に、本島に3か所。普天間基地、嘉手納基地、そして那覇空港です。
日米は緊急時の民間施設使用では合意していますが、川名教授は「普天間基地の国連軍としての機能が議論から抜け落ちている」と指摘します。
「国連軍、つまり米軍以外の友軍も使えなければ意味がない。米軍のオペレーションを補佐するのであれば、国連軍地位協定で那覇空港を国連軍基地だと指定してあげて、この基地を国連軍が管理するというステイタスを与えてあげないと、米側としては十分だと判断できないんだと思います。日本政府とどこまで議論できているのか、そこが見えないところ」
那覇空港が、緊急時に米軍などに使用されることについて、玉城知事は、合意のない空港の使用に危機感を抱いています。
「那覇空港、那覇港湾は沖縄県にとっての人流物流のメインゲート。万が一そこが閉鎖、あるいは利用が制限されるということになると、県民の生活、県経済に大きな影響を及ぼす」
「那覇空港や下地島空港などがいわゆる合意のない形で利用されるということは絶対にあってはならないということを(日本政府に)強く求めてまいりたい」
約束された普天間返還に向け、日米が問題を整理し対等に議論しているのかが見えないまま、普天間基地は今日も街の中心から動くことはありません。














