普天間代替施設には国連軍基地機能が必要
1972年の沖縄の日本復帰の際、県内では普天間基地、嘉手納基地、ホワイトビーチ地区が、有事などの際に、国連軍が自由に基地を使用できる「国連軍基地」に指定されています。
そして返還合意の大前提として、米側は普天間基地の移設先に国連軍基地としての機能が維持されることを挙げていました。
「このとき米側が懸念していたのも、普天間基地は国連軍基地なのだから、これと同じステイタスを持つ基地を代替施設として提供されなければ困りますよ、ということだった」
2つ目のキーワードは、「嘉手納基地の緊急時における相互性」です。
事故や滑走路の不具合など、嘉手納基地が使えない緊急時に、普天間基地がその代わりとなり、相互的に運用されています。米側は、普天間基地の機能を維持できる滑走路の確保を条件としています。しかし…
「辺野古の新基地は滑走路が短いので、嘉手納に降りられなくなった飛行機が、新基地に降りるのは非常に不安がある。ゆえに普天間基地を残してほしい、緊急用に使いたいから、と」
条件となる長い滑走路は、福岡県の築城基地や、宮崎県の新田原基地といった県外の基地を使用することで日米合意されています。
「九州では遠いわけです。やっぱり沖縄県内で、那覇空港に緊急時に着陸するということでないと。パイロットの人命にかかわることなので、九州まで行くわけにいかない」














