6月1日付けで大手総合商社・丸紅と資本提携し傘下に入った、創業68年を誇る沖縄観光のリーディングカンパニー「沖縄ツーリスト」。東良和会長(65)に、大きな決断の背景を単独インタビューしました。(與那嶺啓)

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――反響は激励が多い? それとも不安の声が?

東良和会長
「やっぱり反響はすごいですね。不安2割、激励8割という感じじゃないですかね」

大手総合商社・丸紅と資本提携し、子会社となった「沖縄ツーリスト」。株式の80%を丸紅に売却。その額は数十億円規模と推定され、驚きが広がりました。(残り20%は創業家の東会長が保持)

2025年5月、仲介会社を通さず丸紅側から直接アプローチがあったという今回の資本提携。2020年頃の新型コロナウイルスの流行が経営に与えた打撃は大きく、東会長が資本政策を模索していたところの打診でした。

東良和会長
「(コロナ禍で)規模を縮小して生き残る戦略をとりましたから、いわゆるノウハウも財産も、相当失っているんですよね」

――沖縄ツーリスト側から、資本力を持った企業に対してアプローチした?

東良和会長
「我々からはない。詳しくは言えませんが、話はいくつかあったのは確かです」

コロナ禍で海外子会社の解散や不動産の売却など “消極的な選択” をせざるを得ず、これまで丸紅以外の複数の企業とも資本提携の話があったと語りました。

では、なぜ丸紅だったのでしょうか―