大分市の市場で初競りが行われ、水産は例年よりも高く、青果は例年並みの価格で取り引きされました。

大分市の公設地方卸売市場では5日午前5時半から水産部門の初競り式が行われました。入荷量は例年に比べやや少な目で、ブリやカンパチなどの養殖魚がエサ代高騰から前のシーズンより2割から3割近く高値で取り引きされています。

(大分魚市営業部・後藤儀一郎専務)「コロナ禍が収まり、昔のように皆さんが外食でおいしい魚をたくさん食べてもらうことができるようになればそれが一番いいと思う」

一方、青果部門では全体の入荷量は去年よりも38トン多い、147トンでした。ホウレンソウやハクサイなどの冬物野菜の価格は例年並みとなっています。市場関係者によりますと、冬物野菜は3月まで比較的安値で推移すると見込んでいます。