ここで改めて地震への備えについて、4つのポイントにしぼってお聞きしました。まずは「津波からの避難について」です。

▼高知大学 地盤工学が専門 原 忠 教授
「夜間、あるいは昼間でも迅速に(避難)できるかというと(高知県民は)経験値を持っていないので今回のようなスムーズさはないかもしれない。昼間起きた時はこうする、夜起きた時はこうする、移動中だったらこういう行動をとる、ということを常日頃、頭の片隅にいれておいて、いざ警報が出た時に迅速に対応できるような仕組みを整えておく」

続いて、「車での避難について」です。
▼高知大学 地盤工学が専門 原 忠 教授
「(今回は)信号も動いている、道路も被害を受けてないのでスムーズに移動できたのは不幸中の幸い。ただ規模が大きくなると道路にクラックが生じたり、家屋の倒壊で道路閉塞、信号機が停電で交通機能がまひすると渋滞が起きる、過去の地震でもあった。高知の場合は車避難は課題も多くある」

続いて、「船舶の沖だしについて」です。

▼高知大学 地盤工学が専門 原 忠 教授
「沖だしというのは財産を守る手法、停泊しているとリスクがあるというのも事実。高知で仮に南海トラフ地震が起きた場合の留意点は震源が近くにある、津波の来襲時間が圧倒的に短い。沖だしで港に行くという行為がまず危険を伴う。運よく船舶が海面の方向に向かっていったとしても津波の来襲時間が短いというのは大きなリスク、港内で滞留して思わぬ落とし穴がある可能性も。沖合に出たからと言って安全ではない、今回はうまくいったから全て盤石だとはいえない」

最後に、私たちがいまやるべきことをお聞きしました。
▼高知大学 地盤工学が専門 原 忠 教授
「地震は起きた当初は自助、自分たちで対応しないとなにもできない。自分の命、家族の命を守るということは自分自身の行動が非常に大事、今回揺れでけがをしなかった、津波の前に避難できたのはよい話でもある。高知に対してもフィードバックさせる必要があるし、足りてない自分自身の対策として十分でないところを課題をみつけて訓練、知恵を働かせて検証しないといけない」















