「北海道・三陸沖後発地震注意情報」きっかけは東日本大震災の“後悔”

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 今回の地震を受けて、気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。これは2022年に運用が開始された制度で、今回が2度目の発表。同様の制度に「南海トラフ地震臨時情報」があります。

(福本記者)「北海道・三陸沖後発地震注意情報や南海トラフ地震臨時情報が誕生したのは、東日本大震災がきっかけです。震災の2日前にマグニチュード7.3の地震が起きました。現在だと『後発地震注意情報』が発表される地震の規模です。『もっと大きな地震が起きるおそれを伝えられていたならば…』そんな後悔から生まれた情報です」

 1週間以内にマグニチュード8クラス以上の地震が起きる確率は、100回に1回程度=約1%です。この数値の算出方法は、1904~2021年に世界中で起きたマグニチュード7クラス以上の1529地震のうち、その近辺で1週間以内にマグニチュード8クラスが発生した19事例の割り算です。

 決して“高い”とは言い切れない数値ですが、東日本大震災の事例を知っている私たちにとっては、決して無視できない事実なのです。