“市街地出没”今年は要注意  

山内准教授によると、「市街地はエサが取れる場所」だと学習してしまったクマは、冬眠明けに市街地に出てくる可能性が高いといいます。去年も市街地でのクマの出没が相次いだので、特に今年は注意が必要です。

岩手大学農学部 山内貴義准教授:
昨年あれだけ多くの個体が人里もしくは街中まで出てきて、おいしい思いをした個体は少なからずいます。
一生懸命行政が捕獲を進めているんですけども、少なからずそういった個体がいるので、やはり今後も街中に出てくる事例があるのかなと思っています。
あと特徴的なのは、小さい個体ではなく大きな個体が最近増えているので、そこはかなり危惧してます。

恵俊彰:
タイミングとしては、早いんですか?

岩手大学農学部 山内貴義准教授:
冬眠明けは早くなっています。
通常、3月くらいまでは冬眠しているんですけども、今年は結構早くて3月上旬からクマの出没が続いています。

恵俊彰:
クマは秋の冬眠前の時期に出てきているという印象でしたけど、春から出るんですね。

岩手大学農学部 山内貴義准教授:
異常気象などで一時的にエサ不足になったりすると降りてくる可能性があるということと、学習した個体が年々増えているので、人里の魅力的なエサに惹かれてしまう個体が散発的に出てくることを心配しています。

恵俊彰:
どういう対応をとればいいんですか。

岩手大学農学部 山内貴義准教授:
市街地の出没に関しては市町村などがこまめに情報を公開していますので、リアルタイムの情報をチェックして一時的に外出を控えたり、エサとなるようなものを外に置かないことが重要だと思います。

(ひるおび 2026年4月20日放送より)
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<プロフィール>
山内貴義氏
岩手大学農学部准教授
専門は野生動物管理学 小学校で「クマの生態」を教える