一条さんがダンスを始めたのは小学1年生の頃。中学校を卒業するまで福島市内のダンススクールで技を磨き、高校に入ってからはダンス部の活動以外にも東京や大阪でレッスンを受けてきました。

多い時には1日7時間も踊っているという一条さんにとってダンスとは?
一条未悠さん「ダンスの魅力は自分を表現できる最高の武器。体の一部というかなくてはならないもの。」
世界一になった一条さんにはある夢がありました。
一条未悠さん「将来の夢はダンサーとして世界で活躍したい。私のダンスを見て元気づけられたり勇気をもらえるようなダンサーになりたい。」
そんな一条さんは今年、新たな一歩を踏み出します。
この春から単身で上京し、プロのダンサーとして活動をスタートさせます。

しかし、挑戦を前に決して不安がないわけではありませんでした。
一条未悠さん「ダンサー一本で生きていくのは本当に難しいことだと思うので、すごく不安はある。やると決めたからにはやり遂げたい。」
娘の新たな挑戦に、母の陽子さんも期待と不安を抱いていました。
母・陽子さん「仕事が何か今決まっていて(東京に)行くわけではないので、正直、不安の方が大きい。負けず嫌いがすごく強い子、努力をしてきたのは見ているので、余計に応援してあげたい、やらせてあげたい。」

新たなステップに挑戦する一条さんを支えてくれるのは、家族だけではありません。
一条さん「EXILEのÜSA(ウサ)さんからダンスキャンプの時にもらった夢を100個かけるノート」

一条さん「ひとつめの願いはダンサーになりたいという夢。くじけそうになった時もこのノートを見て、叶えなければ、絶対にできると思って頑張る。」

世界一のダンサー、一条未悠さん。
視線の先には、新たなダンスの世界が広がっています。
一条未悠さん「2023年では、去年挑戦したこの気持ちを忘れず、また新たに最強の未悠を世界中に広めていきたい。新しい一歩なので不安もあるが、良い影響を与えられるようなダンサーになれるよう第一歩を踏みたい。」
