2024年のエミー賞で、史上最多18部門を制覇した大ヒットドラマ「SHOGUN 将軍」で衣装の“スペシャリスト”を担った沖縄出身の女性がいます。衣装デザイナー・着物スペシャリストの押元須上子(おしもと・すえこ)さん。38歳で渡米した異色の経歴を経て、世界の第一線で活躍する生き方や、沖縄への思いについて話を聞きました。(聞き手 下地麗子)
【この記事の後編】ハリウッドの信頼得た “衣装スペシャリスト” 渡米27年「沖縄のために何ができるだろう」… 沖縄がテーマの伝説的オペラ制作にかける思い
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押元須上子さん(以降敬称略):
「38歳、普通だったら『なんで行くの?』。よく言われるんですよ。でもあの一歩があったから今がある」
「捨てないと次のステップがない。崩さないと。歴史でも(崩して)進化している。大事なものは大事にやっていく。でも変えないと新しいものはできない」
米国・ロサンゼルスを拠点に、ハリウッド映画や舞台、ファッション誌などの衣装デザイナー・着物スペシャリストとして活躍する押元須上子さん。
年末に沖縄で上演されるオペラの衣装を担当することになり、先月沖縄に帰省した押元さんに、話を聞きました。














