宮崎市フェニックス自然動物園のマサイキリン「ヒマリ」が、繁殖のため、鹿児島に旅立つことが決まりました。
(垣内沙耶記者)
「あちらでおいしそうにご飯を食べているのが『ヒマリ』です。宮崎でこの姿が見られるのも、あとわずかとなりました」
鹿児島市の平川動物公園への移動が決まったのは、2歳のメスのマサイキリン「ヒマリ」です。
ヒマリはおととし1月、父「トウマ」と母「コユメ」の間に誕生。現在は、両親と弟の「シュウマ」とともに家族4頭で過ごしています。
今回の移動は、日本動物園水族館協会の管理計画に基づくもので、ヒマリは、現在、国内に11頭しかいないマサイキリンを次世代へつなぐという大切な使命を背負っています。
(来園者)「悲しいです。鹿児島でも元気でね」
(宮崎市フェニックス自然動物園飼育課 加治洋一 副長)
「ヒマリは結構元気が良くて、いろんなものに興味を示すような子で、いつも走り回ってるような子でした。平川動物公園のオスと『ヒマリ』、2頭がうまくいって、子供が増えれば、また一つ希望ができるのかなっていう思いがある。」
動物園では、移動の準備に入る前の今月29日に「お別れ会」を開くことにしていて、『ヒマリ』は6月10日に鹿児島へ出発する予定です。
【参考】
宮崎市フェニックス自然動物園では、『ヒマリ』のきょうだいたちも、繁殖のために旅立っています。
現在、一緒に暮らしているのがお父さんの「トウマ」とお母さんの「コユメ」、今回旅立つ「ヒマリ」と、弟の「シュウマ」です。
長女の「コナツ」は熊本に、長男の「ハルマ」は北九州に、それぞれ繁殖のため移動し、現在、暮らしています。

マサイキリンは、2019年に絶滅危惧種に指定され、日本国内でマサイキリンが見られるのは、現在、九州の動物園だけです。(宮崎市・北九州市・熊本市・鹿児島市)
こうして、九州の各動物園が手を取り合うことで、マサイキリンの未来をつないでいます。
嫁ぎ先の鹿児島でも元気に過ごしてほしいものです。














