SVリーグに参戦することがきのう決まったフラーゴラッド鹿児島。決め手となったのは日置市が取り組むバーチャル空間「メタバース」や、新たな親会社による経営基盤の強化でした。
日置市を拠点に来季からトップリーグに参戦することになったフラーゴラッド鹿児島。
(フラーゴラッド鹿児島 小園康夫代表)「九州で唯一の男子SVチームとして、地域に愛され、鹿児島の誇りとなるチームを目指す」
リーグ参入の条件で最も高いハードルが“5000席以上あるホームアリーナ”でした。しかし、リーグは「5000席未満でも入場料を他の収入で補う取り組みを実施すること」など条件を緩和しました。
(大河正明チェアマン)「税金を使って5000人~7000人のアリーナを作ることだけが解決策ではないという議論をした。一部、例外を認めた」

(フラーゴラッド鹿児島 小園康夫代表・SVライセンス申請時)「メタバースなども含めて5000という数字をクリアしたい」
チームと日置市が取り組んだのが“メタバース観戦”です。
(日置市地域づくり課 重水憲明課長補佐)
「ユーザーの8割がスマホで楽しんでいる」「両脇のスクリーンに試合の映像を映した」

ネット上のバーチャル空間で試合を観戦します。ことし1月、初めて実証実験を行いました。
県内外からおよそ160人が観戦。応援コメントを書き込みながら盛り上がりました。
(日置市地域づくり課 重水憲朗課長補佐)「パソコンでも、スマホでも楽しめる。大きな画面につないで家族で楽しむ人もいる」
リーグ側はこの取り組みに一定の評価をしました。
(大河正明チェアマン)「メタバースで入場して、チケット収入の代わりにするというアイデア、大都会のチームと対等に戦う武器に」

さらに経営基盤の強化も。情報通信業のチェンジホールディングスがチームを運営するフィールドエックスを連結子会社化。
代表をつとめる日置市出身の福留大士さんは5年前のインタビューで故郷・鹿児島についてこのように語っていました。
(日置市出身・チェンジホールディングス 福留大士代表・2021年のインタビュー)「東京に出て、どうやったら鹿児島と接点を持てるか、どうやったら鹿児島に役立てるかずっと考えていた」
昨年度の売上高はおよそ463億円、資本面の強化も期待されます。
(日置市出身・チェンジホールディングス 福留大士社長)「フラーゴラッドとともに持続可能なスポーツ経営モデルを築き、地域スポーツの発展と、地方創生の実現を本気で進めていく」

(フラーゴラッド鹿児島 長友優磨キャプテン)「今まで以上に厳しい戦いが待っている。勇気と感動を届けられるようにプレーしていきたい」















