人工の水路「山谷堀」に眠る橋跡の正体とは?

最後は、川が流れていた場所の上にできた“暗渠道”をこよなく愛する道マニア歴15年の髙山英男さんからの新情報。
2024年11月、吉原遊廓にまつわる暗渠道のロケをした際、地元の方が持って来てくれた昔の写真を見て、さらに深掘りしたくなり再調査したとのこと。

その昔、吉原への水上路として使われた人工の水路「山谷堀(さんやぼり)」。現在、川は埋められ公園になっていますが、かつては9つの橋が架けられており、そのうちの8つは痕跡が綺麗に残されています。
しかし、一番北側にある橋だけ雑な状態で残り、橋の銘板もありません。公園の看板から、「日本堤橋(にほんづつみばし)」という名ではないかと髙山さんは考察しますが、明確に場所が記されていないため、はっきりさせたいとのこと。

古くから営んでいるお店の方に取材したところ、「山谷堀」の他に「音無川」という川があったことが判明。2本の堤があったことから「二本堤」と地名がつき、現在は表記が「二本」から「日本」に変わり、「日本堤」という名で残っているそう。

さらに、髙山さんが「日本堤橋」と考察していた橋も、正真正銘「日本堤橋」であることが分かりました。
暗渠になる前はトタンで蓋がされていたそうで、お店の方によると、「臭くて遊べる場所ではなかったが、それ以前は泳いだりしていたらしい。戦後に下水道の排水路になった」とのことです。
CBCテレビ「道との遭遇」2025年9月16日(火)午後11時56分放送より














