核家族化で「相続人いない」ケースも

 そして、「子ども(相続人)がいない」ケースも増加しています。相続の順位は配偶者は必ず相続人「子ども」「父母・祖父母」「兄弟・姉妹」です。現在、核家族化でこのような相続人がいない、いても見つかりにくい、あるいは疎遠ということで、財産や不動産が宙に浮いてしまうリスクもあります。

■「所有者不明の土地問題」も

 さらに深刻なのが「所有者不明の土地問題」です。

 登記が適切に行われないまま放置された土地の面積を合算すると、なんと九州の面積に匹敵する規模に達しているといいます。これが再開発や震災復興の大きな妨げとなっているのです。