「巣」原因で停電・新幹線ストップも 撤去作業は年間2万件以上
3月から4月にかけてピークを迎えるカラスの「巣作り」ですが、身近な“電柱”にもあるのです。

揺れにくく、外敵から身を守れる高さがあるため、電柱は巣を作る場所として適しているといいます。
卵をあたためているのでしょうか、うずくまるカラスの様子も。
卵が冷えないよう動物の毛は巣の中心、下から見ると、中心部以外には大量のハンガーが使われています。
実はこの巣が“深刻な問題”を引き起こしています。
2025年3月に山口県内で発生した停電は、カラスの巣が電柱の設備に接触したことで発生し、復旧までに約2時間かかりました。

さらに、9日の午後には、東北新幹線がストップしました。大宮駅近くの電柱にあったカラスの巣を、停電の恐れがあったため撤去したのです。
ただ、巣の撤去は簡単ではありません。巣の下にネットを張り、接近。主のいなくなった巣を2人がかりで撤去します。
こうした撤去作業は、東京電力の管内で毎年3000件ほど、中部電力や東北電力の管内ではそれぞれ2万件以上行われています。
そして、カラスを含む動物が原因の停電は、全国で年間854件にも上ります。














