私たちの身近な動物でもあるカラス。実はこの時期、生まれたばかりのヒナを守ろうと気性が荒くなるといいます。その被害は、人やインフラ、さらに“夢の国”のあの人気キャラクターにまで…対策が追いつかない理由とは。

目的は「巣作り」 ラプンツェルの頭にむらがるカラス

ディズニーのキャラクター「ラプンツェル」が、カラスに髪を引っ張られている映像。よく見ると髪は引きちぎられ、カラスが咥えています。

同様の被害はラプンツェルの仲間、白馬の「マキシマス」にも。

“夢の国”、東京ディズニーリゾートで一体何が起きているのでしょうか。

東京大学・総合研究博物館の松原始特任准教授によると、目的は「巣作り」。

東京大学 総合研究博物館 松原始 特任准教授
「全部巣の材料です。ぶっちぶっちやってる。ラプンツェルでなくても、動物でもやる」

この時期から始まる子育てのためで、柔らかく保湿性の高いものを好むといいます。

奈良公園では、カラスがシカのお尻の白い毛をついばむ姿も。シカは嫌がるそぶりをみせますが、お構いなしです。

そして、子育てが本格化したカラスは、ヒナを守るために人を襲うこともあるということです。

東京大学 総合研究博物館 松原始 特任准教授
「(カラスの)声がだんだんかすれて、『カー!』って言い出して、それをやり出したら“ヒナが近くにいるな”と思って、なるべく早く離れたほうが安全」