値上げやむなく
直近では1リットルあたり20円ほど値上がりして、1日に3000円から4000円ほど負担が増える計算に。

重油に加え、サウナを温めるガス代なども値上がりし、経営はギリギリの状況です。
たかの湯 髙野勝年さん「重油は大切な私たちの生命線であって、これだけ燃料が上がると、どうしようも経営が成り立たないということで、4月3日から550円をいただくようにしました」
これまで大人の利用料金は、450円で踏ん張っていましたが、重油の値上がりに耐え切れず、先週ついに100円値上げしました。
ただ、常連客は理解を示します。
――苦渋の決断で値上げされたようですが?
常連客「関係ないよ。もう何年ですかね、ずっと来てるから」
常連客「100円は痛いですね。痛いですけど来ます。ここ好きなので」

周囲からは「燃料をガスに変えたら?」とアドバイスされるそうですが、▽ガスに変えるには数百万規模の設備投資が必要▽どれくらい価格がマイナスになるのか不透明→現状を維持するしかない状況だということです。
銭湯などの一般公衆浴場は、知事が値段を決めていて、2月に大人550円以下と指定されました。
経営はギリギリですが、家族経営のため、なんとかやりくりできているという状況です。
取材した4月9日の数時間の間でも、常連客に旅行の土産をもらったり、「あの人が今日来ないね」と話したり、ただの入浴施設としてではなく地域の交流の場にもなっているようでした。














