金沢市中心部の百貨店では2日、初売りが行われ、福袋や福引きなどを目当てに朝早くから大勢の買い物客でにぎわいました。

このうち金沢市の香林坊大和では初売りが始まる午前9時の開店前までにおよそ1200人の長蛇の列ができました。
今年は雪が少ないことも影響してか、ここ数年と比べても多く、担当者によりますと「コロナ禍前の水準に戻りつつある」ということです。

正月の恒例となった「新春富くじ」は、1口2000円で、2000円から最大1万円までの商品券が当たるとあって、多くの買い物客が新年の運試しも兼ねて挑戦していました。
金沢エムザ アウトドア用品が人気
金沢市武蔵町の金沢エムザでも、およそ200種類2500個の福袋が用意され、午前10時の開店に合わせて多くの買い物客が詰めかけました。

金沢エムザは去年、新しい客層を取り込もうと、書店のツタヤブックストアに加え、生活雑貨や家電を販売するニトリなどが次々と出店し、特に去年9月にオープンしたアウトドア用品店「好日山荘」の福袋が人気を集めていました。

また冬物衣料やリビング用品などを最大5割引きで販売するバーゲン「冬のエムザ市」も始まり、店内は新年早々にぎわいを見せていました。