ホルムズ海峡めぐり「日本がやればいい。我々がやることか?」

平時には、1日約120隻もの船が通過していたホルムズ海峡。現状はどうなのか、衛星画像を分析している専門家を訪ねました。

東大大学院 渡邉英徳教授
「オマーン湾からペルシャ湾に向けて、1隻2隻3隻、貨物船。これがいま(3月30日)通過していきました」

30日のデータからは、数隻の船が通過したことが分かるといいます。そして、画像を精査すると、イラン側が厳重に監視している様子も…

東大大学院 渡邉教授
「ここに3隻いますよね、すごく小さくて尾を引いている。これは小型で尾が長いので、スピードが速いことを示している。イランの高速艇・巡視艇だと思われる。こういう船が(タンカーの)周りを見張っている」

イラン側が海峡をコントロールするなか、例外的に通過できている船の行き先を示すデータに、“異変”も…

東大大学院教授 渡邉教授
「この場合、オマーンのどこの港と正式に書くのが通例。『DANISA号』は『CHINA』としか書いてない」

杉浦みずきキャスター
「『(イランの)敵対国ではないですよ』ってことを、そこに示しているんですね」

4日までに、日本関係の船も、2隻が初めて通過できましたが、未だに43隻が留め置かれています。

そんな中、ホルムズ海峡をめぐってトランプ氏は…

トランプ大統領
「海峡の原油に頼るフランスやヨーロッパに任せればいい。非協力的な韓国でもいい。原油の9割をホルムズ海峡に頼る、日本がやればいい。我々がやることか?」

自ら始めたイラン攻撃で引き起こした“危機の責任”を放棄する姿勢。戦争の出口を見いだせないトランプ氏の迷走が続いています。