「新しい情報はない」「実態と乖離」トランプ大統領の演説
ーートランプ大統領の演説をどう聞きましたか。

JNN中東支局長 増尾聡 記者:
特に目新しい情報はなく、むしろこれまでトランプ大統領が言っていたことの総集編のような、同じことを言っているという印象を受けました。
それだけではなくて、少し好都合に解釈しているというか、今中東で起こっていることと、少しかけ離れたところもあるのではないかと思いました。
具体的には、トランプ大統領が演説の中で、「イランの革命防衛隊の指揮系統を壊滅させた」「脅威ではない」というような発言をしていました。
イランの革命防衛隊は、最高指導者直轄の中東各地に攻撃を行っている軍事主体になります。それが壊滅状態で、脅威ではないと繰り返していました。
ただ、この戦争が始まって以降、革命防衛隊が壊滅状態で、指揮系統が乱れているという兆候は全くありません。むしろ戦略的にイスラエルや湾岸諸国の中の、例えばアメリカ軍の基地、そして民間施設も含めて攻撃を行っています。
イスラエルではきょう(日本時間4月2日)、この戦争が始まって以降、最大規模といわれるような攻撃も行われています。そのため、(トランプ大統領の)壊滅させたという発言は、現実で起きていることとは少し乖離があるのだろうという印象を受けました。

















