鹿児島県内は30日夜から31日朝にかけて「春の嵐」に見舞われ、雨量が3月の観測史上最大となったところもありました。枕崎市では突風とみられる被害も出ています。

低気圧や前線の影響で、県内は30日夜から31日朝にかけ、発達した雨雲が断続的にかかりました。

志布志市で1時間に96ミリの猛烈な雨、屋久島町でも57ミリの非常に激しい雨を観測し、鹿屋市輝北と曽於市大隅では3月の観測史上最大の雨量でした。

突風が原因とみられる被害も起きています。

(記者)「ハウスが骨組みからつぶれています」

枕崎市によりますと、白沢西町とあけぼの町でサツマイモの苗などを育てていたビニールハウスあわせて17棟が倒壊しました。

(農家)「朝来てみたらハウスがつぶれて、参ったなと。あ然とした」

31日は気象庁の機動調査班が現地の被害を調査しました。薩摩地方では31日未明に竜巻注意情報が発表され、枕崎市では20.7メートルの最大瞬間風速を観測していました。

(鹿児島地方気象台・高田朋尚調査官)「局地的な突風だったと考えられる。精査して(調査結果を)公表する」

周辺では倉庫の屋根の一部や、空き家の瓦が飛ばされる被害も出ていて、気象庁は詳しい状況を調べています。