3年前に廃線の留萌市…バス転換後の交通システム

3年前に廃止となった留萌線の留萌~石狩沼田間。鉄道がなくなったことで、留萌の主要な公共交通は、バスに変わりました。
留萌と深川・旭川間を結ぶ既存の路線バスを活用するほか、JRを利用していた学生の通学手段を確保するため、予約制のデマンドタクシーを新設。
通院や買い物で旭川に出かける人のために、高規格道路で1日1往復する「速達バス」もつくりました。

利用者は、どう感じているのでしょうか。
旭川から来た人
「(JRの方が?)楽だよ。だってここ(バス停が)分からない」

留萌市民
「便利ではない、便利悪いです。バスも本数が少ない。人数(乗客数)が少ないのにしようがない」
「バスに乗るっていうよりは家族の車に乗ったりとか」

堀内キャスター)
バス会社が、工夫してはいるものの、鉄道という選択肢がなくなるのはどうしても、不便に感じてしまうようです。今回廃止になる石狩沼田~深川間はどうなるんでしょう。
鉄道廃線でバスに転換 利便性や運賃に変化は

森田キャスター)
通学時間帯に新たな路線バスを運行します。朝の一便は深川西高校前にも停車するなど住民の利便性に配慮するということです。
運賃は、と言いますと。JR留萌線は、石狩沼田から深川まで片道360円です。
4月1日からは駅のそばの観光情報プラザからバスに乗ると、深川まで片道650円と、290円、高くなります。
町は物価高対策も含め、高校生がいる家庭への応援手当を月額1万円から2万5000円に増やすなど負担軽減を図るということです。
堀内キャスター)
道内の鉄道は大きな節目を迎えたわけですが、実は、鉄道をめぐる議論、もう一つの山場を迎えています。

森田キャスター)
廃止となる「赤色線区」のほかに「黄色線区」もあるんです。1キロ当たりの平均乗車人数が200人以上、2000人未満の赤字区間のことでJR北海道は、地元負担を前提に存続を目指す考えです。
この黄色線区について、国は来年3月までに、抜本的な改善策をまとめるよう、JRに求めています。
堀内キャスター)
人口減少の中、限られた財源で地方の交通網をどうやって守っていくのか。利用のあり方も含め、待ったなしの課題です。














