夜間の自由時間に練習「美容師として恩を返したい」
来店する人のほとんどは常連客。雑談をしながらの接客は、通常の美容室とほとんど変わりません。
(受刑者A)
「新型コロナが流行していた時は店を閉めることがあったので、お客さんが離れるのではと不安にもなったけれど、コロナ禍が終わったら、皆さん待っていてくれた。地元や地域の方に支えられている美容院。ありがたい」

お客さんがいない時間にウィッグで練習したり、夜間の自由時間に雑誌やテレビを見たりして勉強を続けています。
(受刑者A)
「外にいたときはとがっていた。人の意見もあまり聞かなかったり、相談をしなかったり。今は自分ひとりでは何もできないことを痛感したし、美容師として働けるなら働きたいし、何かで美容には関わっていたい。受けた恩を少しずつでも返していけるような生き方をしたい」

刑務所内の美容院。そこには罪を償う「義務」だけではなく、人生をやり直す「希望」があります。














