任期満了に伴う上田市長選挙が29日に投開票されます。

立候補したのは、届け出順に、新人で元市議会議員の斉藤達也さん50歳と、現職で3期目を目指す土屋陽一さん69歳のいずれも無所属の2人です。
現職と新人の一騎打ちとなった選挙戦を取材しました。
新人 斉藤達也さん:「こどもたちに誇れる上田を作っていくために頑張っていってまいります。いってまいります」
無所属の新人・斉藤達也さん。2018年から今年1月まで市議をつとめ、将来世代につけをまわす政治を転換するとして市長選に立候補しました。
新人 斉藤達也さん:「今一番大事なのはこの3期連続の財政赤字それをストップすることもう硬直化していて新しい事業未来の投資そこに振り向ける余裕もなくなってきている基金ももうあと数年で枯渇するその状況が本当に厳しいんです」19
財政の立て直しが急務とする斉藤さん。限りある財源の中でまずはすべての事業を点検し、不要なものは見直すべきと訴えます。
新人 斉藤達也さん:「未来に対する積極的な投資。民間の皆さんと行政が連携してこのまちを、この停滞感を打破してもっと面白く、もっと稼げるまちにしていく」
公民連携をはかり、公共施設でも利益を生む体制づくりを推進すると訴えます。既存施設の老朽化により、新たに建設が進む統合ごみ処理施設の周辺整備についても、プールや遊び場、健康増進やスポーツ施設などを備えた、稼げる施設を目指すとしています。
そのほか信州上田医療センターが構想する救命救急センターの設置を財政面などで積極的に支援すると訴えます。

新人 斉藤達也さん:「今まで2期8年、時間があった人がやらなかったこと。それを私は今、この4年間で形にするそれを明確に打ち出しています」
市は、長野市や千曲市などあわせて5団体と水道事業を統合する協議を進めています。これに対し、斉藤さんは資産の評価もせずに広域化を推進することは反対と訴えます。
新人 斉藤達也さん:「上田市は今豊かな水源があります。あと染屋浄水場という100年以上続く持続可能なシステムで、微生物の力で水を浄化できるそういった素晴らしい浄水場があります。そういったものを全く評価せずして、対等合併して料金を統一化していくというのは企業の合併であったらありえない」
現職 土屋陽一さん:「それでは皆様、遊説カースタートいたします。よろしくお願いします。いってきます」
無所属の現職、土屋陽一さん。2018年の市長選で初当選しました。道半ばとする課題に取り組むため、継続と発展をキャッチフレーズに3期目を目指します。
現職 土屋陽一さん:「おひとりおひとりが上田に住んでよかった。また上田に住み続けたい。そう思う、その思いをしっかりと受け止めて市民の命と暮らしを守ってまいります」
医療体制の充実を掲げる土屋さん。これまで構築に力を注いできた上田地域全体の病院が協力し輪番制で夜間や休日などの患者を受け入れる二次救急医療体制をさらに強化するとします。
また、救命救急センター構想についても積極的に支援すると訴えます。

現職 土屋陽一さん:「医療関係は国とか県との連携も必要となってきますので、そういう意味ではこれまで2期8年培った中での信頼関係で進めていきたいということで(斉藤さんとは)その辺の違いがあると思う」
統合ごみ処理施設の周辺整備については、民間の活力を生かした温水プールや公園を作り、人が憩える場所を目指すとします。
今後そうしたまちづくりを進める中では地元との合意形成をはかることが重要と訴えます。
現職 土屋陽一さん:「行政だけで進めることもできませんので、地元の皆様のご意見をしっかりと受け止めていきたいと思っております」
また、水道事業の統合について、現在、協議会に所属しているのはあくまで検討のためであり、選択肢のひとつと説明します。
現職 土屋陽一さん:「まだ広域化が決定したわけではなくて、基本計画に合意して調査をしている段階であります。上田市民にとってメリットがあるかどうかとかそういうことをこれから協議していくと。持続可能な水道水を提供していくことが一番大事ですのでそういう視点はしっかりもちながら進めていきたいと思っております」
投票は、29日に行われ即日開票されます。














