大阪・関西万博の「アンゴラ館」をめぐって工事費の未払い問題を起こしていた建設会社の元経理担当の男性が業務上横領の疑いで書類送検され、不起訴となりました。

 大阪市鶴見区の建設会社「一六八建設」の元経理担当の男性(51)は、おととし11月から去年5月にかけて会社の口座から自身が経営する会社の口座に約1億2200万円を送金した業務上横領の疑いで、今年2月に大阪府警が書類送検しました。

 大阪地検は3月24日付けで、男性を不起訴にしました。

 理由については「捜査の結果、証拠関係に照らした」としています。

 一六八建設は万博のアンゴラ館の内装工事をめぐって、複数の下請け業者から工事費用の未払いを訴えられるトラブルを起こしていて、元経理担当の男性は去年7月、MBSの取材に対し「別の工事の支払いに充てただけ」と横領を否定していました。