家の敷地や周辺の放射線量を調査

福島大学・環境放射能研究所の難波謙二所長。

福島大学 環境放射能研究所 難波謙二所長
「あの杉を研究対象にさせてもらっている」

原発事故で出た放射性物質の生き物への影響を調べている。

三瓶さんの実家の放射線量はどのくらいなのか、この日、難波教授が調査した。

家の敷地や周辺の線量は毎時2〜3マイクロシーベルトだった。帰還困難区域の基準値を下回っているが、決して低くはない。

難波教授
「2か月あれば(積算)1ミリシーベルトになる。年間1ミリという、普通の人が受けていい被ばく線量は超える。『低くする努力を国はしなきゃいけない』といえばその通り」

震災前は裏山から引いた水を飲んでいた。

三瓶さん
「(水は)山から来るんでだめでしょう。飲み水にはできないと思う」

国が作った帰還制度では、水が使えなくなった人には井戸を掘ってくれることになっている。

難波教授
「新たに掘れば地下水には(放射性物質は)入ってこない」

家のすぐそばでとれていた山菜について、難波教授は…

三瓶さん
「タラの芽とかゼンマイとか採っていた」

難波教授
「よく食べられました?」

三瓶さん
「食べていた」

難波教授
「次の春にでも測ってみましょうか。山菜関係は福島市でも大体出荷制限、タケノコでも出荷制限になっている。あまり低くない値が出ると思う」