【住吉】長崎の暮らし経済ウイークリーオピニオン。今回も平家達史NBC論説委員とお伝えします。

【平家】今週のテーマは「半導体不足再来」です。

半導体不足といえば、新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに起こったことを 覚えておられる方も多いと思いますが、最近また「半導体不足」というニュースを耳にする機会が増えてきました。

【住吉】実際私自身コロナ禍の時に、半導体不足で家の給湯器が変えられなかったことがあったんですが、また不足しているんですか?

【平家】はい。また不足してきています。半導体は今や“現代の石油”とも呼ばれ、社会の“頭脳”として不可欠な存在だけにその影響が心配です。半導体がスマートフォンやパソコンに入っていることは皆さんご存知だと思いますが、実は、私たちが普段意識していないような身近なところにも大量に使われているんです。

例)交通系カードやクレジットカードなどのICカードはただのプラスチックに見えて中身は精密な電子機器ですし、テレビやエアコンのリモコンも単純な機械に見えますが、中身は半導体が使われています。LED電球に至っては発光する素子そのものが半導体です。極めつきは自動車で、1台当たり1,000個、高級車や電気自動車になると数千個が使われているとのことで、自動車は今や「走る半導体」と言われるほどです。