感染症対策が専門の長崎大学病院の泉川教授は、県内の新型コロナ感染者数について『年内に第7波のピーク時を超える可能性がある』との見方を示しました。

27日午前、長崎大学病院の泉川 公一 感染制御教育センター長が、現在の新型コロナの感染状況などを説明しました。

泉川教授は「感染者数の増加が現在のペースで続くと人の移動が増える年末年始には第7波のピークだったおよそ4,600人を超える可能性がある」との見方を示しました。


また、26日発表時点で、県内の『緊急時確保病床の使用率』がおよそ45%に達したことについては「“まだ半分以上空いている”という印象を持つかもしれないが、定義上『緊急時に使用される病床数』を基に計算されている数字であり、実際の医療機関にはもっと多くの方が入院している」と述べました。

その上で、感染を広げないために基本的な感染対策に加え、ワクチン接種や抗原検査キットの準備などを呼びかけました。














