毎年の法要、目を開くと「娘が現れるのでは…」
(小谷真樹さん)
「事件後いまだに何一つ加害者から謝罪みたいなことはありませんし、ほしいとも思ってない自分もいるんですけども、何一つ問い合わせがないことに対してですね、そういった日々が過ぎていくと、怒りっていうのは決してなくなるもんでなく、膨れ上がっていくもんだなというふうにこの14年感じています」
「またね、なんかあったら守るしって思ってたはずのね、娘を守れへんかった自分への、自分に対しての怒りっていうのも、いまだに持ち続けています」
「毎年、現場で法要してるんですけど、法要したときもですね、事件の時間になったら目を閉じます。目を閉じたとき、もうええ年した大人なんですけども、目を閉じて開けたら、真緒立ってへんかなっていうのをもう本気でね、もう13年経っても本気で考えてます」
「それぐらいね、何年経とうが、何十年経とうが、区切れるものではないですし、いつまで経っても会いたいという思いはですね、消えないというふうに私は思っています。当たり前のことを私自身、娘の命を奪われてから、心の底から思い知りました」
「どうか、ここにおられる皆さんがですね、同じような思いをしてほしくもありませんし、同じように大切な人を亡くす、自分自身の命を奪われるというようなことにもあってほしくないと思っています。そして皆様の大切な人、皆様自身が誰かの命を奪うなんてこともですね、絶対にあってほしくないと思っております」
「でもそのいつもっていうのがですね、ほんの一瞬の誰かの油断であったり、誰かの過信、そういったたった一瞬の判断でそのいつもどおりの一日が一瞬にして崩れ去ってしまうっていうことがですね、交通事件、交通犯罪の現実だというふうに改めて皆さん心に留めてほしいと思っております」
講演会は2026年2月28日(土)、岡山北西ロータリークラブが開催したものです。













