終始、和やかに見えた日米首脳会談ですが、日本に積極的な貢献を求めると、トランプ大統領からクギを刺される場面もありました。

中東情勢が緊迫する中の日米首脳会談 政権幹部は「成功」と評価

井上貴博キャスター:
今回の日米首脳会談を大枠で、どのように評価すべきなのでしょうか。

早稲田大学教授 中林美恵子さん:
会談のタイミングを考えると、高市総理はトランプ大統領に歓待を受ける前提があったような気がします。

日米関係がうまくいかないと、関税も含めて、NATO諸国も助けてくれないということで、トランプ大統領はどこの国ともケンカをしている大統領になってしまいます。

その事実があった上で、トランプ大統領は四面楚歌に近い状態ですから、“何でも言うことを聞いてくれる”良い同盟国・日本とアメリカの仲が良いことを、特にアメリカ国民にアピールしたいというタイミングであったと思います。

TBS報道局政治部 岩田夏弥 部長:
日本政府側の視点でみると、
▼ホルムズ海峡への自衛隊派遣については、表立っての要求は回避することができた
▼台湾問題については、アメリカ側の立場が変わらないことを確認できた
ということです。

そうした成果をもって、政権幹部は「会談は成功した」と評価しています。

一方で、イランや中東諸国、ヨーロッパ諸国からどのように評価されるかは、少し時間を置いてみる必要があります。