なぜ「木材加工会社」がイチゴを生産・販売を?

イチゴを生産しているのは、岡山県西粟倉村でフローリング材や家具といった木材加工品を製造するエーゼログループです。なぜ、木材加工の会社がイチゴを生産し鉄道で販売しているのでしょうか。

(エーゼログループ 寺井紀子さん)
「木材を加工する中で出てくる『おが粉』などの廃棄物を利用できないかということで…」

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エーゼログループが地元で運営する複合施設【画像⑤⑥】には、5種およそ2万株を栽培するイチゴ農園が併設されており、イチゴ狩りが楽しめるほか、生産された果実は岡山や鳥取のスーパーなどで販売されています。

ーどうですか?
(イチゴ狩りにきた子ども)
「おいしいです」

【画像⑤】
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イチゴの苗が根を張っている土には、この会社ならではの素材が使われています。

(エーゼログループ 武部啓吾さん)
「イチゴの培土として使っているのが、バーク材と呼んでいますけれど、木の表皮。木の皮とおが粉を混ぜたものを使っています」

【画像⑦】

4年前に誕生したイチゴ農園。開園のきっかけは、これまで料金を支払って処分していた木材加工の過程で発生する廃材を「有効活用したい」との思いからでした。

まだ全ての廃材を再利用することはできないといいますが、地元に新たな観光拠点と特産品を生み出せたことは大きな成果だったと自信をみせています。

(エーゼログループ 武部啓吾さん)
「いままでとは違った顧客の方々が西粟倉に来てくれる。そのきっかけが作れたのではないかなとおもっています」

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