愛媛県松山市出身の西山将貴監督が、初めて手がけた長編映画「インビジブルハーフ」の出演者とともに地元の劇場に「凱旋」し、トークイベントを開きました。
3月14日、松山市のシネマサンシャイン衣山で開かれたトークイベントには、西山監督と主人公「エレナ」を演じたシエラ璃砂さんが登壇しました。
現在、26歳の西山監督は、高校時代に制作した初監督作品がアジア最大級の映画祭に選出されたほか、複数の受賞歴もある注目の若手監督です。
長編デビューとなる「インビジブルハーフ」は、青春ホラーです。
日本での生活になじめないハーフの女子高校生・エレナは、スマートフォンが手放せなかった同級生の死をきっかけに、スマホを手にした時だけ姿が見える怪物に襲われ始めます。
恐怖と孤独の中、エレナは自身と向き合いながら、たった一人で立ち向かっていくという物語です。
作品は既に世界8か国の映画祭にノミネートされています。
また、撮影は全て県内で行われました。トークイベントでは西山監督がそこに込めた想いを明かしました。
(西山監督)
「人生最初の映画が松山で撮った作品だったので、人生初の長編映画を松山で撮るのは、結構自分の中で必然だと思っていた」
映像はシンメトリー、つまり「左右対称」にこだわったそうです。
(西山監督)
「全てが整っている構図の中に、主人公がポツンと置かれることに対する違和感とか気持ち悪さ、落ち着かないなというのを構図を、シンメトリーにすることで演出していた」
イベントでは来場者からの質問コーナーもあり、西山監督が厳しかったか聞かれたシエラさんは…
(シエラ璃砂さん)
「言い方とかは全然楽しく一緒にやれたが、要望とか要求とかが『あと3%こうして』とかすごく厳しいと言えば厳しい、すごく細かい調整がすごくたくさんあった」
およそ6年かけて完成させた作品は、西山監督が青春時代を過ごしたシネマサンシャイン衣山でも上映されます。
(西山監督)
「中高の間、シネマサンシャインに通い詰める勢いで映画をお客さんとして見ていた自分の作品が、公開させてもらうというのは1つ自分の夢が叶った」
「インビジブルハーフ」は、5月15日からシネマサンシャイン衣山で先行公開され、7月からは全国公開の予定です。
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