“作ること”を大切にする劇団のかたち

ドラマ『未来のムスコ』より 劇団「アルバトロス」の稽古場シーン

こんにち博士さんが語る劇団 南極の核にあるのは、「作ること」そのものである。

「創作、いわばクラフトのようなことが、劇団の今のテーマです。周りの方からもよく言っていただきますし、自分たちでも大切にしている部分です。想像すること、そして作ることそのものを、とても大事にしています」と力を込める。

言葉どおり、小道具も数多く劇団員自ら制作していて、「まずは自分たちで全部一度作ってみる、という姿勢を大事にしています」と強調する。

劇団 南極の雰囲気は和やかだ。劇団員10人は年齢も近く、それぞれが明確な役割を担う分業体制で運営している。

「脚本、演出、音楽、デザイン、ウェブサイト、SNS、会計など、役割を完全に割り振っています。基本的に演出家が主導権を握る劇団が多いですが、僕らの場合は状況によって主導権が入れ替わります。音楽なら音楽担当、デザインならデザイン担当が中心になる。分担しながらも、みんなで同じ方向を向いている感覚があります」と実情を明かす。