遺族は高齢化 「僕がやれることやりたい」
伊左治佳孝さん:
「今後の取っかかりになるような、未来に向けた準備ができた。この環境で潜ったし、透明度はこういう感じ、って分かったし」「今後何回かやれば何か見つかるんじゃないでしょうか」
今回、2回にわたって行われた潜水調査では、「燕」の手がかりを見つけ出すことはできませんでしたが、伊佐治さんたちのチームは、夏前に水中ドローンなどを使った再調査を目指すとしています。
伊左治佳孝さん:
「吉田さんがご高齢なので、早いうちに」「僕が思いつくこととやれることは、やりたいなと思います」
民間船の一等航海士から「燕」の艦長となり、国策の犠牲となった父・武雄さん。吉田さんは、国の姿勢について、最後にこう訴えかけました。
遺族 吉田進さん:
「こういう人間が、海に沈んでるだけでまだ30万人。その家族が日本にいらっしゃる。これが戦争の現実。戦争を始めるときは、みんな景気がいいんです。やれやれって言ってどんどんやるんですけど終わったら、国は一切責任を取らない。もう野ざらし」
「だからそういうものの第一歩になればいいかなとそう願っています」
伊左治さんたちのチームは、次回はソナーや水中ドローンで候補地を絞り込んだうえで、再度潜水調査を行うとしています。(取材 比嘉チハル)














