『元保健室の先生』が少年少女らの立ち直りを支援

世界中から多くの人が訪れる全国有数の繁華街「大阪・ミナミ」。
その中心地・道頓堀のグリコの看板の下、通称「グリ下」は家や学校に居場所の無い少年少女らのたまり場となっていて、彼らが薬物の乱用や性犯罪などに巻き込まれることもあります。
去年6月、「グリ下」で少年らに声をかける大人たちがいました。

(警察官)「身分証持ってる?」
(少女)「持ってないです」
(警察官)「悪いことしてない?」
(少女)「なんもしてなかったです」
大阪府警の少年育成室に所属する、警察官と警察職員です。
少年育成室は、心理学の専門的な知識を持つ職員らが「グリ下」などで補導された少年少女の立ち直り支援を行っています。
少年育成室の上田文さん。もともと中学の保健室の先生でしたが、臨床心理学を学ぶため大学院に進学し、去年4月に警察職員になりました。

(少年育成室 上田文さん)
「保健室で働いていたときも精いっぱいやってはいたんですけれども、どうしても限界があるというか。学校に来られなくなった子たちはどうなるんだろうというのがすごく私の中で引っかかっていて、ここに来たことでそういった子たちと出会うチャンスがあるんじゃないかなと」














