専門家「多少の感染はしょうがないと。受け入れられてきた」

山形大学医学部附属病院・森兼啓太教授
「多少の感染はしょうがないと。(新型コロナに)かかるときは、かかるっていうのが、県民の間で、あるいは行政も含めてですね。受け入れられてきた、そういう年だったと思います。」
山形大学医学部附属病院の森兼啓太教授です。

感染拡大の要因については、ワクチンの効果が落ちてきたことと、行動制限をしなくなったことが挙げられるということです。
そうした上で。
山形大学医学部附属病院・森兼啓太教授
「まだこのような状況が続いているのではないかというふうに思います。最終的には社会がこの状況をどの程度受け入れられるか」

森兼教授は、いつになるかはわからないとしつつも、欧米諸国のようなマスクをしない状況が日本の次のステップになるとしています。
2023年、私達はコロナとどう向き合っていったらいいでしょうか?

山形大学医学部附属病院・森兼啓太教授
「今しかできないことですね。自分がやりたいことを行っていくというのがいいと思います。絶対にかかりたくないという人もいると思います。人それぞれな訳ですね。相手のことを思いやりながら必要なときにコロナの感染対策をする、これが大切かな。いろんな立場の人がいるということを頭に置いて行動していく。それが2023年のコロナ対策というふうに思いますね」