東日本大震災の発生から15年、関西各地でも法要や地震に備えた訓練が行われました。

 奈良の東大寺では、東日本大震災の犠牲者の慰霊と復興を願う法要が営まれました。

(法要の参列者)
「東日本震災のときにボランティアへ行きました。そのときのことを思いながらお参りしました」
「とても多くの人が亡くなって、多くの人が被害を受けたのは悲しい。地震の怖さは小さい頃から記憶に残っています」

 一方、和歌山県串本町ではJR西日本が、南海トラフ巨大地震が発生し3分以内に津波が到達する、という想定で訓練を実施。社員や地元の大学生ら約100人が参加しました。

 参加者は線路を通って山側の安全な場所に、乗客らをスムーズに避難させられるかなどを確認しました。

(訓練に参加した人)
「地震が来たときにすぐ津波が来て危険だというのを、より肌で感じたなというのはあります」
「アナウンスが流れてきたらそれに従って勝手な行動をとらないようにしないといけないなと」

 また、奈良市のスポーツセンターでは災害が起きた時の避難生活を疑似体験する防災研修が行われました。この研修は、防災意識を高めようと「近鉄グループ」の社員ら約40人が参加、避難生活で必要となる段ボールハウスや簡易トイレの組み立て方などを学びました。

(研修の参加者)
「体験することで勉強になりましたし、被災地に行くことがあったり自分が避難所生活を送ることになったときには率先して動けるようになれればと強く感じました」

(近鉄グループホールディングス・藤巻恵リスク管理室部長)
「災害を乗り越えるために、みんなで協力をする共助という部分ですね。こういうものにしっかり触れていただいて、今後の防災に対しての意識というものを引き上げてほしい」

 東日本大震災の発生からきょう3月11日で15年、関西各地でも防災への備えを考える1日となりました。