JR東日本は、地震の際の新幹線の脱線の危険性を大きく低減させる装置を、日本で初めて開発したと10日発表しました。

JR東日本によりますと、新たに開発したのは、地震発生時の左右方向の揺れに対して新幹線の車体の揺れを抑える「地震対策左右動ダンパ」です。

ダンパーは、走行時の車体の揺れを抑制して乗り心地を向上させるために台車と車体の間に設置されています。

これまでのものは地震への対策がなく、地震時の制振力が小さいため、地震で車輪が大きく持ち上がり脱線することがありました。

開発された左右動ダンパー 出典:JR東日本広報資料


今回開発されたダンパーは、従来型よりさらに大きな力を吸収できる構造にすることで地震の際の制振力を大きくしたことから、車体の左右の揺れを抑制して車輪が持ち上がりにくくなり、脱線のリスクを低減させることができます。