約880トンの燃料デブリ 取り出せたのは耳かき1杯分

メルトダウンは1号機、2号機、3号機で発生し、いまも建屋の中には溶け落ちた核燃料=燃料デブリがあわせて880トン残されています。

燃料デブリの取り出し作業は順調とは言えません。これまでに取り出せたのは、2号機で試験的に取り出したおよそ0.9グラムです。これは耳かき1杯分程度で、燃料デブリ880トンの10億分の1にすぎません。

東京電力は、本格的な核燃料の取り出しを「次の15年」を待たずに始めることにしています。本格的な核燃料の取り出しは、3号機で2037年ごろから始めたいとしていて、廃炉の完了時期は2051年と掲げています。