わいせつ目的で女性に大量のアルコールを飲ませてホテルに連れ込み、死亡させた罪に問われた男の裁判で、検察側は懲役16年を求刑しました。

起訴状などによりますと、名古屋市港区の板谷博希被告(44)は2023年5月、名古屋市中区の飲食店で当時25歳の女性にわいせつ行為をしようと、テキーラをショットグラスで32杯飲ませて、心神喪失の状態にしてホテルに連れ込み、死亡させた罪に問われています。

きょうの裁判員裁判で検察側は「被害者の人格をアルコールによって消失させ、性欲のはけ口として扱おうとした卑劣で悪質なもの」などと指摘し、懲役16年を求刑しました。

一方、弁護側は板谷被告が「泥酔した被害者を休ませようとホテルに向かったにすぎない」として無罪を主張しました。

判決は今月13日に言い渡されます。