「反米イラン」を封じ込めるため… イラクを利用も「イスラム国」誕生のきっかけに

革命で誕生した「反米イラン」を封じ込めるため、次にアメリカが利用したのが、隣国・イラクのフセイン大統領です。イラン革命の翌年、フセイン政権がイランに攻撃を仕掛けると、アメリカは武器などを支援。8年続いたイラン・イラク戦争を通じて、イラクは軍事大国となりました。

そして、フセイン政権がクウェートに侵攻して湾岸戦争が勃発するなど、徐々に手に負えない存在になってくると、アメリカは2003年、イラクへの攻撃に踏み切り、フセイン政権を崩壊させたのです。

このイラク戦争後の“権力の空白”が混乱を招くなか、2014年には過激派組織「イスラム国」が誕生。数年にわたって周辺地域を支配し、世界各地でテロを繰り返しました。こうしたアメリカの失策の構図は、アフガニスタンでも起きています。