今シーズン最強クラスの“クリスマス寒波”。大雪の影響で、北海道では約2万6000戸が停電し、自衛隊に災害派遣を要請しました。降り続く大雪がおさまる気配はなく、帰宅時間も直撃。各地で混乱が起きています。この大雪はいつまで続くのでしょうか。

■今季“最強寒波”で混乱 帰宅時間に直撃…

北海道・紋別市。停電は市内全域におよび、その数1万3000戸以上(23日 午後11時時点)。送電用の鉄塔1基が倒れていて、復旧の見通しは立っていません。

今シーズン“最強寒波”。石川県金沢市では帰宅時間を直撃しました。路線バスは雪の影響でタイヤが滑り、なかなか出発できません。

未明から降り続く大雪は、23日の夜もおさまる気配はありません。

女性2人組「こんなに吹雪いているのは初めてぐらい」

クリスマスイブ前日ということもあり、ケーキ店ではこんな光景も。

ケーキ店の店員「クリスマスシーズンなので、ホールとカットケーキのセットを外で販売しています」

金沢市では24日午前8時までの6時間に20センチの降雪を観測。金沢地方気象台は、短時間の大雪で重大な災害が起きる可能性が高いとして「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。