収束へのシナリオは?過去の戦争から見る「泥沼化」リスク

 今後の展開について、トランプ大統領は体制転覆まで視野に入れているとされますが、須賀川氏は楽観的な見方に疑問を呈しています。イランの統治システムは空爆だけで壊せるほど単純ではなく、かつてのイラク戦争のように「収束のシナリオがないまま泥沼化する」リスクも孕んでいるためです。

 小谷教授は「核協議を再開し交渉で進めていくしかないのでは」との見方です。ハメネイ師の排除によりイランの歩み寄りがあれば、トランプ大統領が譲れない「ウランの濃縮の無期限停止」の交渉が進む可能性もあります。