水俣病が公式確認されてから70年となる5月1日に熊本県水俣市で開かれる慰霊式について、塩田知事は自身か副知事が出席する考えを示しました。

水俣病は1956年5月1日、公式に確認された公害病です。

鹿児島県内では493人が水俣病患者と認定されていて、1000人が県や国に認定を申請し、審査を待っています。

熊本県水俣市は毎年5月1日に開く慰霊式に鹿児島県知事を招待していて、知事が出席したのは、公式確認から50年となった2006年の伊藤知事が最後です。

水俣市は塩田知事宛ての招待状を先週までに送っていて、3日の県議会では塩田知事の出席を求める声が上がりました。

(共産党・平良行雄県議)「鹿児島県を代表して知事自身が出席し、被害者の御霊に哀悼の意を表するようあらためて要請する」

これに対し、塩田知事はこれまで通りの見解を示しました。

(塩田康一知事)「これまで節目の年には知事、副知事が出席している。今年は水俣病の公式確認から70年の節目の年であることから、知事または副知事が出席する方向で検討している」

また、3日の県議会では、鹿児島県の荒茶の生産量が2年連続で日本一となったことなどを受け、霧島茶や知覧茶など産地別の銘柄とあわせて、「かごしま茶」のPR強化に努める考えも示されました。