■MLB パドレスキャンプ(日本時間27日、米アリゾナ州ピオリア)

コンディション不良により侍ジャパンを辞退したパドレス・松井裕樹(30)が日本時間27日、練習前に取材に応じ、怪我の状況を明かした。

同20日の実戦形式で左脚に異常を訴えていた松井。「左の内転筋のところを少し痛めている状態」だといい、「次に行く選手の為にも、早く決断した方が良いと思いましたし、このままの中で、合流する事が日本代表にプラスになるとは思わなかった。葛藤の部分はあったんですけど、状態を考えて」と痛めた翌日には辞退することを決断した。

侍ジャパンの井端弘和監督からは「まずしっかり治して、シーズンに戻る事を考えて欲しい」と言葉をかけられたといい、大谷翔平(31、ドジャース)ら「連絡先を知っている先輩」や、代わりに招集された金丸夢斗(23、中日)にも連絡を入れたという。

チームメイトで、侍ジャパンのアドバイザーとして宮崎で行われたキャンプに参加していたダルビッシュ有(39、パドレス)とのやりとりについても明かし、「わかった段階ですぐに『どう?』と聞いてくれた。僕の所感というか、見立てというか、正直に話した中で、多分シーズンに向かう事になると思うという事は言わせてもらった。WBCの為だけにやって来たわけではないので、しっかりシーズンに向かってというお話はいただきました」。

共に戦うことはできなくなったが「チームの一員だと思ってますし、心の底から優勝して欲しいという気持ちで、大会になったら、応援しようと思います」と松井。「まずはしっかり治すという事と、ベースが上がった状態でもマウンドからバッターに投げた時に、しっかりヘルシーに1年間戦えるかをもう一度確認しながら、リハビリして行きたい」と語った。