昨年度の売り上げは、過去最高を記録するなど好調なボートレース児島をPRするラッピング列車の運行が水島臨海鉄道で始まりました。

水島臨海鉄道水島駅でお披露目されたラッピング列車は、ボートレース児島開設70周年を記念したものです。

デザインしたのは倉敷芸術科学大学の学生。海と児島産のデニムをイメージしたブルーの車体に6艇のボートの色が波のように交わるスタイリッシュなデザインです。

(デザイン担当 倉敷芸術科学大学 西谷涼さん)
「みなさんに親しんでもらいやすいようにデザインを心がけて意識してきました。自分の書いたものがこんな実際のものになったのがとてもうれしいです」

ボートレース児島は、ネットやスマホでの電子投票が伸びた影響で昨年度の売り上げはおよそ835億円と過去最高を記録しました。収益金の一部は倉敷市の一般会計として豪雨災害からの復旧や社会福祉などの財源となっています。

(伊東香織 倉敷市長)
「ボートレースの収益が市民の皆様のためにお役立って寄与させていただけるということを書いておりますので、ぜひ皆さんもご覧いただいて、また機会がありましたら足を運んでいただきたいと思います」

ボートレース児島70周年記念ラッピング列車は、再来年の3月末まで運行される予定です。