宮城県内の中古車販売店などが総額約7億7000万円の負債を抱え仙台地方裁判所に破産を申請しました。この中古車販売店を巡っては、代金を支払ったのにも関わらず納車されないトラブルが全国で相次いでいます。

東京商工リサーチによりますと、2月12日付けで仙台地裁に破産を申請したのは宮城県利府町神谷沢の中古車販売店「カージャパン」とその自動車整備部門などを担っていた仙台市若林区六丁の目西町の「カースタッセ」です。
2社をめぐっては、客が代金を前払いしたにも関わらず納車されないトラブルが相次いでいました。

仙台在住20代男性:
「車が納車されるのを楽しみに仕事をしてきた怒りがこみ上げるし悲しみもある」

仙台市内に住む20代の男性は2025年6月、「カースタッセ」でトヨタ・プロボックスを契約し総額230万円を前払いしましたが、納車されないまま事業停止を知ったと言います。

仙台在住の20代男性:
「ニュースの次の日にお店に行ってみたら弁護士の張り紙が貼ってあり自分も被害者と知り正直どうしたら良いか分からなくて…」

カージャパンは車両をカスタマイズし付加価値を高めて販売していましたが近年は業績が低迷し2025年3月期の最終利益は約60万円にとどまっていました。負債総額は、カージャパンが債権者約170人に対し5億4000万円、カースタッセが債権者約80人に対し2億3000万円で、あわせて約7億7000万円です。
今後、被害の相談に対しては、裁判所が選定した破産管財人が対応する見通しです。














