記録的水不足なぜ起きた?低気圧をブロックした「寒気」の正体
坂口愛美 気象予報士:
なぜ今まで雨が少なかったのか。例年の冬は、発生した低気圧が日本の南を通過するときに、太平洋側でも雨が降る日があります。これが南岸低気圧です。

ただ2026年1月は、流れ込んだ寒気が例年よりも西回りで強く日本列島を覆っていて、低気圧の通過をブロックする形になりました。
これにより低気圧が日本列島に近づくことができず、遠回りをしたことで太平洋側で雨が少なくなりました。

例年、北極は寒気に覆われていますが、2026年はそこに暖気が流れ込んだことで寒気が2つに分裂しました。この分裂した寒気がそれぞれ日本、そしてアメリカ側へ行ったことで、記録的な寒波となりました。
これが次第に収まりつつあるため、徐々に南岸低気圧がやってくるようになっています。
寒気が分裂すること自体はありますが、今回は1月下旬に起きたことで影響が長続きしたと考えられます。














