ウクライナ選手の失格は適正「ルールを破ったのです」

Q しかし、今大会でウクライナのスケルトンの選手が、レース前に失格になりました。
ロシアの侵攻で命を落としたアスリートたちの顔写真を貼った「追悼のヘルメット」を着用して競技に出場しようとしたからです。
平和のメッセージを発信する選手が何故処分を受けるのか、疑問に思った人は多かったと思います。
春日良一さん
この選手の行為は良くありません。
ルールを破ったのです。
オリンピックは宗教や政治、経済、民族・人種などの、そういった差別を全部超えて、スポーツだけで集まろうという場所です。
それにより世界の平和を目指そうという精神でオリンピックは1894年のIOC創設に始まっています。
だから失格になった選手が本来、オリンピックで訴えるべきことは、自分がスポーツを通じて、頂点を目指して努力する姿をそこで見せて、その結果としてウクライナの思いを世界に訴えていくことです。
実は今回はIOCも妥協の姿勢を見せていて、競技の前後に「追悼のヘルメット」をオリンピック会場のいずれかで展示する場所を設ける、あるいは黒い喪章をつけて出場することまで提案していたのに、選手はそれを受け入れなかった。














