台湾国防部は、多数の中国軍機が台湾周辺の空域を飛行し、一部は事実上の停戦ラインである「中間線」を越えたと発表しました。

台湾国防部は、22日午前6時までの24時間に中国軍の戦闘機などのべ39機と船舶3隻が台湾周辺で活動したと発表しました。

このうち無人機の「彩虹4」は、台湾海峡にある中国と台湾の事実上の停戦ラインである「中間線」を越えて飛行。「殲16」戦闘機や空中給油機「運油20」など29機は、「中間線」の延長線を越えて台湾の南西沖や南東沖の防空識別圏に進入しました。

台湾外交部によりますと、17日から22日までの日程でアメリカの議員団が台湾を訪問していて、中国がこうした動きに反発して行った可能性もあります。