スピードと迫力に釘付けです。国内最高峰の自動車レース「SUPER‐GT」が岡山で開幕しました。

ジェット機のウェルカムフライトが開幕戦に華を添えます。美作市の岡山国際サーキットで日本の自動車レースの最高峰SUPERGTの開幕戦が行われました。

(観客)
「わくわくしてます。GRスープラを応援しています」
「音が凄くて(見ている)こっちが緊張します」

轟音をあげてマシンがコーナーに飛び込んでいきます。開幕を待ちわびた観客は、あっという間に走り抜けるマシンを目で追いかけながら熱い戦いを堪能します。

このレースは、パワーの違う「GT500」と「GT300」という2つのクラスの車両が国産車と外国車あわせて40台以上出場します。GT300クラスには地元の岡山トヨペットのチームも参戦していて、2019年の岡山での開幕戦では優勝しています。今年の予選は2位と好調で、今シーズンの活躍に期待がかかります。

決勝のスタートから約2時間、チェッカーフラッグが振られ82週のレースが終わりGT500は「エネオススープラ」、GT300は「リアライズGTーR」が優勝しました。岡山トヨペットのマシンは惜しくもリタイアとなりましたが、倉敷市出身の蒲生尚弥選手がGT300で3位入賞し、地元の開幕戦で活躍を見せました。